病は気から、されど病は病
 (目次)
主人の場合
〜関節炎〜
主人の場合
〜切傷・噛傷〜
わたしの場合
〜パニック障害〜
わたしの場合
〜副鼻腔炎〜
わたしの場合 〜パニック障害〜 No1 

 ダイビングではよく言われるパニックという言葉。
実際にどんなものなのか、何故起るのか、とても難しい分野だと思います。
私の場合ダイビング本数49本目でプチパニック。そして
134本の時に本当のパニックにかかり、それ以後、トラウマ状態となりました。今でも、状況により起ってしまう、やっかいな病です。それを”恐い恐い病”と呼んでいます。

〜パニックに関する経験〜

@1999年9月 通いなれた田子水深25m付近を移動中、突然の詰まるような呼吸を感じ、すぐにバディである主人にサインを出しました。心臓の鼓動が鳴り始め焦りを感じました。
しかし、主人が瞬時にガイドに知らせてくれたため、ガイドは手を握り、体をホールドしながら水面までゆっくり浮上させてくれました。不思議なことに、水面に顔をだした時には落ち着いていました。
 実はこのポイントに入る前、外海の潮流が強くブイに掴まる事が出来ずに断念した後でした。
その時の荒い呼吸が原因で起った、呼吸の乱れと推測しています。

A1999年9月 @の翌週、知人に誘われ、今まで行った事のないダイビングエリアへ行きました。
そこで初めてのナイトダイビング。
しかし、主人と二人迷子になってしまい、二人でどうしよう〜とジェスチャーをしていると、他のチームの見知らぬガイドさんが私たちの異常に気がつき、浅場まで誘導してくれました。とてもうれしかった。
ただ、彼の泳ぐペースについて行けず、途中、息切れ。
ガイドが遠のき姿が見えにくくなるにつれ、気持ちが焦り、
また、迷子になったことへの同じチームへの申し訳ない気持ちなどが交差し、心臓がドックドックと高鳴り、胸が苦しくなりました。
バディである主人がキックを止めて、落ち着け・落ち着け、と合図を出してくれた時、水深は10mと浅くなっていました。
そうして無事、上がることが出来ました。
 
この場合は迷子になったことへの焦りと、普段していないスピードのフィンキックから息が上がり、異常な苦しさを感じたのだと推測しています。

B翌日、外海へ行きました。45度もありそうな砂地の急斜面を全員で降りていった時、予想以上の強い潮流のため、ガイドが「上がろう!」のサインを突然だしました。次の瞬間、他のメンバーが一斉に斜面を駆け上がり、まわりは真っ白。私も必死に指示棒を使いながら、砂地を這いずりあがろうとするのですが、思うように上がれません。
「置いていかれる。上がれない!」
と思った瞬間、昨日のドッキドッキが再来しました。目をつむり、持っていた水中ライトを左右に振りました。
「助けて〜」その一言。それに気がついたメンバーがすぐに助けてくれました。
一人は手を握り、一人は体をホールドしながら曳航し、主人は「大丈夫・大丈夫」とやさしく頭をなでてくれました。そのお陰で水中にいる間に気持ちが落ち着き、普通にダイビングを終了しました。
 この辺りから、呼吸が乱れるような動き、それに精神的ダメージが加わると、すぐにドキドキと鼓動が早くなり、息苦しくなる癖が着き始めてしまいました。